たまにコーチやカウンセラーを志す人間で、
自分が成長し始めると
そうでない人を低く見てしまう傾向がある。
成長したことが嬉しくて、無意識にマウントをしてしまうのは人間の本能だからわかる。が、人を癒したり、助けたり、勇気付ける職業の人間が「見下す」とは随分と程度が低い行為。
— 笹崎武蔵 (@megumusa) January 23, 2021
人が低く見えても口に出さない、ましてや他人と噂話などしだしたら終わり。なので、意識にも上げないようにしないと。
つまり、他人を下に見ることで
自分の成長を実感してしまう
卑しいタイプの人間の話だ。
こういう現象がなぜ起きてしまうのか?
説明してみる。
駆け出しのころは前に進んでるのか
成長してるのかわからず、
人と比較することで自分の立ち位置を
確認する傾向にあるのが人間だ。
これはコーチだろうが、
カウンセラーだろうが、
多くの人に当てはまる。
で、中途半端に知識を付けて
理論なんかを学んでくると
自分もさることながら、
他人の立ち位置も見え始める。
(見えてるような錯覚を覚える)
それで自分よりレベルの低そうな
同業者を見つけるや否や、
「あの人の文章はイケてない」
「あの人のレベルは低い」
だの、他人のコンテンツの粗探しをして
自分はそうでないことに安堵する。
これは人間としての
レベルの低さを物語っているし、
それこそセルフイメージの低い
人間がやる愚行とも言える。
なんでこういうことが起こるのか?
それはコーチングの理論なりを
学び始めて「わかった気になる」からだ。
そしてそれ以降、
コーチングを学ぶことをやめてしまい、
自分の知る知識や見える世界のなかだけで
生きてしまう。
「世界が広がった」と思い込んでるのは
自分だけで、じつは人を見下してしまう
狭い世界の住人に成り下がっただけのこと。
コーチングを半端に学んで
やったり、やめたりする人間の多くは
このような「奇行」を繰り返す。
そして、いまの自分がイケてると
思ってるから、それを維持するために
他人にマウントしてるんだけどね。
本来であれば、
コーチやカウンセラーは
人を応援したり、
勇気付けたり、
時には導いたり、
その人の人生に明るい光をもたらし
未来に希望を持たせてあげることが
役割だと思うんだが、どうだろうか。
あなたは真逆のことをしていないか?
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