売れないコーチがやらかしがちな
致命的なミスがあるので、
そのことについて掘り下げてみる。
まず、結論から言うと、
売れないコーチがやっちゃうミスに、
肩書きだったり、プロフィール、
クライアントと話す内容に
こだわってしまう人がいる。
・肩書き
・SNSのプロフィール
・提供できるスキル
言ってしまえば、それらは
「何をするか」という話だ。
でも、「何を」ってのは重要ではなく、
「誰と」話すか?が重要になる。
どういうことか?
つまり、クライアント側から見たときに
「この人なら大丈夫だ」という安心感、
それと絶対的な信頼を持たれているか?
この2つのポイントが重要になる。
①安心感
②信頼感
まとめると関係性ということになる。
その人とどういう関係性、
あるいは関わり方をしているのか?
クライアントと深く関われる関係性、
踏み込んで話すほどの人間関係は
つくれているのか?ということになる。
それが出来ていないのに、
いきなり「何を」にこだわっても
あまり意味がない。
(コーチングスキルは要らない)
というかそれだと、
コーチングの商品は買ってもらえない。
コーチング業界は約3万人のコーチが
いると言われているが、
5000円などの低単価商品が
売れるだけでもトップ10%以内に入る。
(30000人 / 3000人に入る)
そこからさらに、
この職業のみでメシを食ってるコーチは
恐らく1000人もいない=上位3%ぐらいが
それだけで生計を立てているだろう。
以上のことから考えると、
コーチングで稼ぐことが
どれだけ難易度が高いかわかると思う。
(やり方がわかればイージーである)
突っ込んだ話をすると、
オフラインであなたが売れないものを
ネットに引っ張ってきて、
知らない相手に買ってもらえるのか?
ということだ。
だから実力がないのにいきなり
ネットでコーチング業界に参入して
買ってもらえるほど甘くはない。
そういう食えない、稼げないコーチが
認定資格、コーチング講座(スキルを磨く)
の消費者にさせられる。
で、売れないからまた
資格をたくさん取りに行く。
(資格を取っても仕事はこない)
で、また売れないからNLPとかに
手を出して…セミナージプシー、
ノウハウコレクターになって、
最終的には無料セッションをばら撒いて、
コーチ同士で群がり、売れないお墨付きを
もらって、一丁あがりである。
あなたがもしトップ10%に
入れていないコーチなら、
もう理由はわかったと思う。
そこからさらに上位3%に入るなら、
もちろん、それ相応のやり方は必要になる。
話をもどすと、
クライアント側から見た
「誰と」も重要たけど、
コーチ側から見た
「誰と」も同じぐらい重要だ。
コーチ側から、クライアントを選ぶとき、
この人となら一生の付き合いを持てるか?
それぐらいのレベルを基準に向き合わないと
人ひとりの人生を変えていく、
なんてのは至難の業になるだろう。
だから長いスパンで向き合えるコーチと
クライアントの両方がお互いに、
「この人なら」という一目惚れ的な
関係性がなければ、
パフォーマンスが出ない、
というのが本質ではなかろうか。
コーチ側も「誰に対しても」
パフォーマンスが出るなんてのは
あり得ないからね。
長くなり過ぎてもあれなので、
まとめると、
①誰とするのか
②何をするのか
だけ覚えておいてもらえれば
良いと思う。
スキルを磨くとか、
知識を付けるとか、
肩書きに拘るとか、
それは全部「何を」だからね。
クライアントにあなたの情報や話は
あまり関係ないんだな。
ってか、お客さんからすると
そんなの知るか!である。
こだわるべきポイントは「誰と」ね。
お互いに人であり、
コーチングは相手の人生を変える話なので
自分目線になり過ぎないように。
てか、すべての商売の基本は
それだと思うけどな。
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